三国恋戦記二次創作/初来訪の方はaboutをご一読ください
No.95
2011/02/03 (Thu) 01:08:01
雑記ばかり件数が増えていく現状は今さら。
何も更新されないのも味気ないので。というか自分の不甲斐なさが切ないので。
……それなのにこれはどうなの?という突っ込み歓迎します。
玄兄が小さいです。中身は大人、外見はこども! そんな玄兄は誰得。
不得手な方は回避願います。
好機はもちろん玄兄にとって。
台詞のみですので、箸休めに(は大変微妙ですけれども)どうぞー。
何も更新されないのも味気ないので。というか自分の不甲斐なさが切ないので。
……それなのにこれはどうなの?という突っ込み歓迎します。
玄兄が小さいです。中身は大人、外見はこども! そんな玄兄は誰得。
不得手な方は回避願います。
好機はもちろん玄兄にとって。
台詞のみですので、箸休めに(は大変微妙ですけれども)どうぞー。
「はな。――はな、すまないが、もちあげてくれるか。とどかない」
「はーい、ちょっと待ってください。……ええと、失礼しますね」
「わるいな」
「言ってくれれば私がやりますから、遠慮なく指示してください。そのためにこっちへ来たんです」
「……こうめいもいじがわるいというか、きくばりがきいているというか」
「うーん、玄徳さんのお仕事が滞らないようにって、師匠らしい理由だと思いませんか?」
「だが、いぜんはちっともはなをよこしてはくれなかっただろう。しょかんをもってきても、おまえはすぐにかえってしまった」
「それは、……そうですけど」
(玄徳さんの手を止めちゃうからって怒られたことは黙っておこう……)
「おおかた、おれがしごとをしなくなるときぐしてのことなんだろうがな。しごとしごとでおまえとあうじかんがかぎられてしまうのだから、すこしくらいはめこぼししてくれたっていいだろうに」
(わかってるんだ……)
「会えないのは私も寂しいですけど、でも個人の勝手というか、都合というか、そういうので他のみんなが困ってしまうのは良くないですよね」
「それはわかっているんだが、しつむがすすまんといってはこうめいにせっきょうをされ、おまえとのじかんがとれていないといってはふようにおこられる。りふじんじゃないか?」
「す、すみません……」
「はながあやまることじゃない。……まあ、もうすこしうまくたちまわれるようになんとかしよう」
「あの、私もがんばってお手伝いしますから」
「すまん、せわをかける。――だが、こうしてちいさくなってしまったのは、わるいことばかりでもないとかんじているぞ」
「そうですか? ……たとえば?」
「あしもとがよくみえるようになった。いままでみおとしてしまってきたこともあるだろうことを、これできづかされたようなものだ。さきをみすぎておろそかになってしまっていたことがあるとはんせいしている」
「玄徳さん……」
(小さくなっても焦らないで、順応力がありすぎるって雲長さんが呆れてたけど、……どんな姿になっても玄徳さんは玄徳さんなんだなぁ。……やっぱり素敵だなぁ)
「それに、こころがもとのままでからだがちいさいなんて、めったにけいけんできることではないからな。うむ、じつにしんせんだ」
(これは、おおらかとか暢気とかいう問題じゃないかも)
「玄徳さん。少しは困っているふりくらいしてください。皆さんお仕事と調査でてんやわんやなんですから」
「べつにおもしろがっているわけじゃないぞ? ただ、もとのときとげんじょうとのさいはひじょうにきょうみぶかい」
「さい? …………差異?」
「そうだ。――はな、もういちどかかえてもらえるか?」
「はい。ええと、このままでいいですか? ……って、げ、玄徳さん! 不意打ちは卑怯です! 急にキスするなんてびっくりするじゃないですか!」
「てをつなぐにもはじらっていたのに、このすがただとえんりょなくふれてくれる」
「そ、それは玄徳さんが小さい子どもだからっ」
「ふむ。では、あまりはやくもどってしまってはつまらんな。……いやまてよ。それはそれで……。はな、おまえはどちらがいい?」
「知りませんっ!」
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