懲りずにすみませんまた「？」付いちゃった。っていうか付けちゃうようなもの書きました。
というか４度目すみません科白だけって、科白だけって……！　今度はちゃんと書こうって思ったのにやっちゃった。丞相が抱腹絶倒して呼吸困難になっている姿が思い浮かんでしまったので来年からは自重します。（たぶん。）いやでも中身も小さくなったバージョンとかちょっと萌えるんだけどな。笑

文若さんが小さいです。外見はこども、中身は大人！　そんな文若さんは私得。
不得手な方は全力で回避自衛をお願いします。

玄徳軍ではやっぱり玄兄を小さくしてみるべきかと思っている今日この頃です。
芙蓉姫でもかわいい……。

「文若さん」
「……はな……」
「ずっとここにいたんですか？」
「……ここはわたしのやしきだ。どこにいようとわたしのかってだろう」
（口が尖がってる……。かわいいんだけど、これは拗ねてるのか怒ってるのか……どっちなんだろ）
「さ、さっきあの子を呼んだのに見向きもしないで外に出て行ったから、何かあったのかなって思って。探しにきたんです」
「……」
「こんな泥だらけになっちゃって。またあの子に追いかけられたんですか？」
「……こんかいはまけなかった」
（どんな勝負をしてたのかは……聞いちゃ駄目だよね、きっと）
「え、ええと……、あ、その木の枝はどうしたんですか？」
「おちていたのをひろった。おってはおらぬ」
「文若さんがそんなことするなんて思いません。って、まさか、それであの子とやりあったんですか？　袖なんてあちこち糸を引いてたり、ほつれたりしていますけど」
「わたしはまるごしだったのだぞ。……あやつのつめはりっぱなきょうきだ。こんどあれのつめをきっておけ。わたしはかまわんが、――おまえにまんいちがあったらたいへんだからな」
「はい、そうします。……ちょっと失礼しますね。顔だけでも拭かせてください」
「あずまやとはいえ、おもてでひざなどつくな。おまえまでよごれるだろう」
「服が汚れるくらい何てことありません。……いざとなったら自分で洗濯しますから気にしないでください。怪我はありませんか？」
「ない」
「そうですか？　膝のあたりがずいぶん汚れてるみたいですけど」
「な、……なんでもない」
「本当に？　ちょっと見せてもらいますね」
「こ、こら！　なにをするのだ！」
「ちょっと、血が出てるじゃないですか！　もう、怪我してるのに何で嘘なんてつくんです！？」
「すそをはなさんか、ばかものが！　もっとつつしみをもて！」
「慎みなんて持ったら文若さんの怪我に気づけませんでした。それに、そういうふうに隠し事する子には遠慮なんてしません！」
「わたしをこどもあつかいするなと、なんどいえばわかるのだ！」
「実際、見た目が子どもなんですからしょうがないじゃないですか。頑固なところはまったく変わってないようですけど」
「しかたなくなどない！　あ、おい、こら！　よせ、よごれるだろうがっ」
「痛むのなら、こうして抱っこしていったほうが足に負担はかかりません。侍女さんにお風呂の準備をしてもらいましょうね」
「まったく……。あやつのふそんぶりもごうはらだが、おまえのそのひとのはなしをきかぬくせもなんとかならんのか」
「ちゃんと聴いてます。さあ、晩ご飯の前にきれいきれいして、怪我の手当てをして、それからゆっくり晩ご飯にしましょうねぇ」
「きいておらぬではないか！　それに、そのことばづかいをやめよ！」
「あ、お風呂は一緒に入ります？　沈んじゃったら大変ですし」
「てきとうにおけでもつかえ！」