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三国恋戦記二次創作/初来訪の方はaboutをご一読ください
No.
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No.79
2010/12/07 (Tue) 00:57:41

脳味噌の方向を整える感じで花孔明。対都督でござる。
過日あげた「別雷の懊悩」の翌日です。

ガス抜き(…)しつつ、他力本願祭りもがんばるぞう!




目覚めた先は薄闇だった。掛布に肩まで包まったままでも仄かな寒気を感じる。
眠気の残滓は捨て去りがたく、黎明は未だ遠い。彼女は細く開いた目を再び閉じて、身体の望む欲求に素直に従うことにした。
しかし、爪先の冷たさがそれを邪魔する。擦り合わせてみても温かくなるのはほんの一瞬で満足するには至らない。起きるか否かを悩んではみたが、すぐに彼女は覚醒を選んだ。考えたところで熱を得るのは脳だけだ。それが伝播して全身を温めてくれるのなら話は別だが。
勢いをつけて起き上がるがしばらくの間は掛布の中で掌の熱を足先へ分け与えることに専念した。冷え性だったかしら、と首を傾げつつ丹念に揉み解す。
そのとき、寝台の紗幕が半分開かれていることに気づいた。就寝時には閉じるようにしていたそれが、きちりと柱のひとつに紐で括られていることに訝る。いくら寝惚けが酷いにしてもここまで器用なことはしない。
彼女はするりと牀榻から降り立って障屏に掛けていた綿入れに袖を通し、さらにその上から薄手の掛布を外套のように纏う。あっという間に冷えていく手を擦りながらを扉に向かった。
少しずつ開けていった閨房の扉の隙間が、ようやっと自身が通れるほどになった瞬間、表の様子を窺うようにそこから首を伸ばした彼女は、凍てつく冷気が漂う回廊の階に足を投げ出して、未だ星の輝きが残る空を見上げていた白い背中に瞠目した。夜着一枚の公瑾だ。吐息の白さは目を凝らさずとも明瞭だ。
「……凍死なさるのなら私の目の届かないところでお願いしたいのですが」
「御親切痛み入りますが、今のところその気はありませんので」
まるきり振り返らずにつぶやいた低音は確りと耳に入る。公瑾の返答に興が載らなかった彼女は、そうですかと簡素に答えて隙間から滑り出た。
室内も寒かったがやはり外はさらに冷える。彼女は掛布の上から両の腕を摩りつつ、彼の背後をあっさりと通り過ぎようとした、のだが。
「放してください。私はあなたと違って寒いのは大嫌いなんですから」
引きずりつつあった掛布の端をしっかと握りとめた公瑾を肩越しに見やる彼女は不機嫌極まりない。けれどだからといって、そうですかと簡単に引くわけにもいかなかった。
「あなたの縁者に、私と同じ字の方はいらっしゃるのですか?」
「……なんの話です」
公瑾は握りしめた一部を睨みつつ、昨夜に起きた不可思議な出来事を問うた。彼女が寝台で口にした寝言らしきことを一言一句違えずに連ねていくと、怒れる彼女の顔が白けていった。
「寝惚けていたのではないですか? ――あなたが」
そうして公瑾を鼻先であしらった彼女は掛布を強く引いて彼の手から引き上げた。肌への隙間を閉ざすよう身に巻き直して踵を返したが、急いて立ち上がった公瑾に腕をつかまれて立ち止まる。肩越しに睨むが、これで引き下がるような相手ではないことは承知の上だ。
訝る公瑾の視線を受け止め、次いで腕をつかむ指先の赤い手を見る。
「どちらへ?」
「白湯をもらいに。あなたの分もいただいてきてあげますから、部屋に入っていらっしゃい。……その冷えた手で触れたら引っ叩きますからね」


食事の最中、互いに休日であったことを知る。彼の予定など気にもかけてはいなかったが、孔明はもしかしたら狙って日を重ねたのかもしれぬと怪しんだ。
偶然だと言う公瑾は今日の予定を彼女に問う。
「久々に街へ出てみようかと。気分転換にもなりますし、視察も兼ねられます」
「付き合いましょうか?」
「暇を持て余している私にどうか供をする許しを与えてください。――さ、復唱をどうぞ? 旦那様」
細い目をさらに細めて公瑾が提案すると、彼女は白湯を飲み干してから据わった目で彼を見返した。

遮るもののない青空に太陽が昇っているというのに、外気は一向に暖まる気配がない。孔明は外套の内で指先を揉みほぐしながら街に降りた。吐息は未だ白く、覆うことの出来ぬ肌に触れる空気は凍てつくようだ。
だが活気は溢れている。店に立つものも、買い物に訪れた客も笑顔で声を交わしあい、幼子たちははしゃぎ立てながら道を駆け抜けていく。
今を生きている命の何と輝かしいことよ。眼前に広がる景色はいつだって眩しい。孔明の双眸が喜色に細まった。
しかし、ふらりと人々を眺め歩いていけば、次第に顔から表情が失われていく。隣に並ぶ公瑾は横目にその移り変わりをしっかと見届けた。
羨望のような、諦観のような、彼女の纏う感情の色に彼の理解が及ぶことはない。――触れることを拒むよう強く堅く閉ざされたこころに、爪の先を掠めることすら出来ないのだから。
ふと孔明がひとつの店へと立ち寄った。乾菓子を買い求める後ろ姿を眺めた彼の表情が不意の足止めに歪む。戻ってきた彼女に、傍を離れるならせめて断りを入れてくれと言ったなら、文句を言うなら帰ってもらって結構と冷たく返された。彼女は歩き出しながらいそいそと包み紙を開き、小さな乾菓子を早速とばかりに口へ放り入れる。公瑾はあからさまなため息をついた。
「……食事を済ませてまだ間もないというのに」
「甘味は別腹です。というか、人体にはそういう仕組みがあるのだそうですから大丈夫です」
訳のわからぬ孔明の言に、公瑾は額を押さえて嘆息した。彼女の内では行儀が悪いなどといった段階で通る話ではなくなっているようだ。
そんな傍らであっというまに乾菓子を平らげた孔明は満足いったように小さな笑みすら浮かべ、畳んだ包み紙を懐に仕舞った。身体に纏わる外気を封じるよう外套の端を内側から固く合わせ、忙しなく、それでいて確りと店や品、人物に視線を転じて回った。
しばらくは当てもなく歩いていたが、孔明は再びひょろりと方向を変えて一軒の店に向かった。またも声を掛けられなかった公瑾はため息すらこぼすことを諦めて後についていく。
「こんにちは」
「おう、らっしゃい。――都督とご一緒とは、……どういったご関係で?」
「縁も所縁もない他人です」
孔明はいっそ清々しいほどの笑顔で告げる。それに瞠目した店主が公瑾を伺えば、彼は苦々しく妻だと言った。さらに店主の目が丸くなる。
孔明の白眼をものともせず、公瑾は並んだ小物のひとつを手に取った。花に擬えた小粒の玉をあしらった耳飾りは、美しいというより愛らしい。若い娘の白い肌に映えるだろう。
何の気なしに眺めていたら、孔明の視線が移っていたことに気づかなかった。彼の手にある耳飾りを可愛いと評した彼女に目を見開くと、ひどく醒めた視線が返された。
「大喬殿たちへの土産に良いと思っただけですよ。薄ら寒い思い違いなどしないでください」
孔明は店主に声をかけ、彼が持っていたものと同じものの二対を買い求めた。そして商品や金銭の流通などをこそりと交えて差しさわりのない世間話に興じる彼女の傍ら、普段からとはいえ彼女の冷たい仕打ちに公瑾は顔を顰める。どうして彼女を求めたのかわからなくなる一瞬だ。
切れ目の見えぬ会話は雑踏に紛れてはっきりと公瑾の耳には入らない。早く終われと、立ち去りたいと思いつつ、それを現そうものならあとで執拗に文句を言われることはわかりきっているので、彼は沈黙を硬く守ったまま目の前に並ぶ数々の小物を、さして興味のない眼で眺めやった。
「……公瑾殿?」
ようやく会話が一段落したところで孔明が放置していた連れに気を移すと、彼は一本の簪に熱い視線を注いでいた。
「あなたが失くされた品と似ている」
そう言って玉の飾りがついた簪を示すと彼女は目を眇めた。
「はあ。でも似ているだけです。――それよりも参りましょう。お待たせしたお詫びに何か温かいものでも」
「見つからずともよろしいのですか? 確か、何方かに頂戴して、気に入っていたものだと」
「簡素で好ましかっただけです。それに、失せたままなのは私との縁がなかっただけのこと。仕方ありません」
無感動に簪を見る孔明は、喪失すら諦観の内というように無表情で言葉を連ねた。
いったん目を伏せてから改めて公瑾を見上げた瞳には何の色もない。
「……私からお贈りしましょうか」
「要りません。ですから早く行きましょう」
「私が贈ったものを身に着けているところを見たことがないのですが?」
「受け取った覚えがなければ不自由をした覚えもありませんので。――さあほら行きますよ。商売の邪魔になるでしょう」
店先で不毛な遣り取りを繰り広げていたら他の客が寄り付かなくなってしまう。二喬が懇意にしているし、よく連れてきてもらってもいるので迷惑をかけたくなかった。
孔明は両手で公瑾の身体を押すがびくともしない。見上げれば、不機嫌そうな彼の顔。ここで何故かと問うのは逆鱗に触れる行為だろうか。ひどく冷淡な眼で見下ろされた彼女は顔を歪めてため息をついた。
公瑾の用意した衣や装飾品は家人に管理を任せているのでこれまでまったく触れていないし、身に着けてもいない。公瑾へ言ったとおり、手持ちのもので不自由を感じることはないし、鮮やかな衣の数々は公務へ臨むに相応しいわけがない。邸でおとなしくしていろと遠回しに言っているのだとしたら見当違いも甚だしい。
かといって、休日にそれを纏って彼を楽しませるというのもお断りだ。そんなことをするために玄徳の元を離れたのではないのだから。
今一度押してみるが彼は微動だにしない。物言いたげな目を向けるくせに頑として無言を貫く。
幼稚な真似をしてくれると孔明が悩んでいたら、店主は声を立てて笑った。
「せっかく公瑾様が買ってくださるって仰るんだから、いいじゃないですか。うちとしては大歓迎ですよ」
「煽らないでください! 調子に乗るじゃないですか」
「孔明殿。声が大きい」
しれと公瑾が言うと同時に彼女は口を覆って往来に目を向けた。衆目の視線が店というより自身へ集中していることに肩を竦める。とんだ赤恥だ。
店主はそんな彼女に、何でもいいから買ってもらって公瑾の顔を立ててやれと提案した。今さら立てる顔などないだろうにと、羞恥に身を縮こまらせたまま隣人を仰いだなら、沈黙に沈んだ公瑾がじっと見下ろしている。とても諾否を問うといったやさしいものではない。
連れてくるのではなかった。まさに先に立たぬ後悔を覚えた孔明は額を押さえて盛大なため息を地に落とした。否やと唱えたところで頑迷な男のころだ、再び地に根が生えたように動かないだろう。となれば、取るべき方策はひとつのみだ。
「……簪なら」
「はい」
「ただし! 戴くのは1本だけで、高価なものは許しません!」
店主の前で声高に言うことかと公瑾はため息をついたが、当の本人は苦笑していた。店に来ても銭を落としていくのは二喬のみで、孔明が買い物をしたことはなかったのだからこれも小さな進歩かもしれない。
目を凝らして品を見定める。だが、先の1本がどうしても気にかかって仕方がない。装飾品に微塵も興味を出さぬ彼女が、他人からの贈物とて普段使いにしていた。常に身につけ、彼女と共にあったもの。
まるで、彼女のこころに添うような――。
誘われるようにして公瑾の手がそれに向かって伸びたのだが、脇から孔明の手が止めに入った。感情のない瞳は、けれど強い意思を以て彼の手首をつかんでいる。
公瑾がゆるりと顧みた彼女は、同じようにゆるりと首を振った。
「あなたが、私に見合うものを選んでください」
趣味の良さは評価していると言って孔明は手を離した。
それから公瑾は改めて違う1本を手に取った。先端に緑碧玉と細い短い銀鎖に幾つかの小さな黄碧玉の粒が下がっている。少し揺れるとそれらが幽かな音を鳴らした。
孔明の視線がある中で、彼はそれを袖で軽く拭ってからおもむろに彼女の髪へ挿し、今までそこにあった簪を引き抜いた。孔明は軽く目を瞠ったが何も言わず、具合を見せるようにわずかに首を傾いだ。
半瞬ののちに公瑾は頷く。そこに現れた笑みが如何なる種のものであるのかを孔明は考えることもしなかった。
最初に挿していたものを、公瑾は手巾へ丁寧に包んで彼女に渡した。店主へ代金を払い、黙ったままの彼女を促して店を去る。個人的に懇意になるつもりはないので公瑾の対応は素っ気ない。目立つように声を張る店主に孔明は小さく頭を下げたが、公瑾は彼女の背を押して一瞥もくれぬまま足早に雑踏へと紛れこんだ。
「……なるべく使うようにはしますから」
微風になびく外套の裾を見つめながら孔明が言うと、公瑾は黙って薄く笑った。


深い闇に現れた幽かな白。鈍い覚醒によって薄く開かれたまなざしの先にそれはあった。明瞭にならぬ意識の中でそれを夜着と認識するのに幾分かの刻を必要とした。
珍しい、とまず思った。次に何故かと考え、目を瞑って身体の感覚をたどる。喉の渇きをまず一番に捉えた彼女は瞼を押し上げ、ゆっくりと起き上がった。細い月からこぼれる一握りの光に、隣で眠る公瑾の寝顔が浮かんでいる。ずいぶん安穏とした表情だ。孔明はうっすらと笑って寝台から降りた。
障屏の反対側にある小さな卓に用意してある水差しを傾け杯の半分まで注ぐ。それをまず少しだけ含んで口の中を潤してから嚥下した。それから残った量をひと息に呷って飲み干した。その場へ立ち尽くし、冷えた液体が身体の中を通って胃の腑へ落ちていく様子をおぼろげに感じ取ってから大きく息を吐き出した。
肌を重ねた後にこうして目覚めることなどかつてなかったこと。その不可思議さに首を傾げて椀を卓上へ戻し、そろりと背後の寝台を見やる。合意などしたこともなし、求められても肯くこともなし。しかし所詮は非力な女の身。抗うにも男の力で抑えられては敵うわけもない。彼の思うままに弄ばれ、翻弄され、是非を問う余裕など微塵もない。それゆえ、ただ一方的に与えられる快楽を追って果てるのを待つだけ。そしてそのまま現実から逃れるように夜明けまで自我を取り戻すことを放棄する。それがいつものパターンだ。
顔にかかった髪を背に払いながら寝台へと戻り、沓を脱いで昇る前にふと側机に置いてあった簪に目が止まった。公瑾から贈られた1本と、手巾に包まれたもう1本が並んでいる。彼女は牀榻の端に腰掛けてから、手巾をそろりと持ち上げてそれを開いた。菖蒲を透かした簡素な銀の簪は、別れの際に玄徳から贈られたものだ。彼より物品を贈られたことはなかったはず。あったかもしれないが、起こった事象をひとつ残らず記憶しているわけではないので遡ることもできない。遠い記憶は生を繰り返すたびに薄れ、やがては消えて何事もなかったように忘れていく。だから玄徳からもらったこれも、公瑾から贈られたもう一方も、いずれは古い過去となって失われていくのだろう。再会を果たした彼らが何も覚えていないことと同じように。
同盟が結ばれたとはいえ、二度と再び主と定めた玄徳の元へ戻ることはないだろう。命果てる場所など予想もつかないが、玄徳の近くでないことは確かだと思える。これも今生の定めとなれば駒には諦めるほかない。
孔明は2本の簪を並べて手巾に包み、側机に戻した。長いこと冷気に晒された身体が震えたので、裾を押さえながら厚手の掛布の中へと潜り込む。身を横たえて体温のすっかり失われた爪先を公瑾の足に擦り付けると、彼の顔がわずかに強張った。それを目の当たりにして思わず笑う。その意趣返しとでもいうのだろうか、彼はまるで狸寝入りでもしていたのではと疑いたくなるほど明確に、孔明の腰に腕を回して力強く引き寄せた。眼前には開いた襟からちらと覗く肌色は先頃情欲をもって圧し掛かってきた彼の胸。彼女はゆっくりと数回、目を瞬かせた後に首を伸ばしてそっと密かに口づけた。
生命を紡ぐ心の臓。そこは彼のこころの在処。
肌に額をつけて静かに目を瞑った。衣に焚き染められた香とわずかに汗の匂いがする。
可哀想なひと。愚かなひと。……淋しいひと。哀れなひと。
親友を失くした癒せぬ痛みのもどかしさと苛立ちを解き放つ術を見出せず、どう足掻いても埋まらぬ空洞へ無理に他人のこころを詰め込もうとするから余計に傷口を悪化させるのだと、彼ほどの男が気づかぬわけもなかろうに。
冷えた身体が温まっていくにしたがって、少しずつ孔明の意識が睡魔に侵食されて朦朧としてくる。口に出して言えはしないが、こうして交えるぬくもりはけして不快なものではないのだけれど。
踏み込まないで。――これ以上は近づかないで。眼の奥に発した痛みを堪えながら孔明は心中に唱えた。
失う痛みに我慢がならないのは、何も公瑾だけに限ったことではないのだ。
彼がもっとも希むものはもはや分け与える余地もないが、虚しく繰り返すうちの、またたきの間に在るこの生命なら、もうとっくに掌中へ落ちている。
――――だからもう、やさしくしないで。勘違いをさせないで。
誰も彼も過ぎるだけで振り返ってはくれず、公瑾もまたその1人となり、孔明の内からもいつかはこのときの事象がやがて記憶から失われていく。
ないものは喪われぬ。希望を抱かなければ絶望がやってくることはない。ならば何も望まず、最初から得ようと思わなければいい。
瞑った瞼の合間から滲む涙を公瑾の夜着に押し付けた孔明は、ぴたりと身体をさらに密着させてから鼻を啜った。

泡沫の如き想いに爪の先でも触れようものなら、弾けて消えて、それでお終い――。


 

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