連日好き勝手で済みません。このブログ自体好き勝手しているもんですけど、突き抜けちゃったか獣道に突入したかっていうくらいですみませんでも楽しい。笑
脳味噌はシリアス方向に修正しつつあるんですが何なんでしょうね。
再び科白のみのやりとりです。
今度は文若さんがちっさいです。何かしらないけどちっさくなってます。
不得手な方は力いっぱい回避自衛をお願いします。
拍手、ありがとうございました! ちみっ子都督へまでも……! 見知らぬ勇者にありがとうございます!
お返事はまたもうちょっとしてから参りまーす! 日付越えるか越えないかのあたりに。
「文若さーん? どこへ行っちゃったんですかー?」
「――な! はなっ!」
「あ、文若さん! もう、朝ご飯の用意が出来てるっていうのに、どこへ行ってたんですか。時間を守れっていつもうるさく怒るのは文若さんじゃないですか」
「そのようなことをいっているばあいではない! はやくわたしをかかえあげろ!」
「はい? ……あ、なるほど。――駄目よ、文若さんは小さくなっちゃったんだから、いつもみたいにかまってあげられないの。手加減してあげなきゃ、文若さんが怪我しちゃうでしょ?」
「はな!」
「み、耳元で怒鳴らないでください。さ、遊ぶのはあとにして、厨房でご飯をもらっておいで」
「だれもあそんでなどおらぬ」
「追いかけっこをしていたようにしか見えませんでしたけど」
「あれがわたしにのしかかってくるからにげてきたのだ。そうしたらあのようにおいかけてきた。……わらうな。あやうくつぶされるところだったのだぞ」
「すみません。きっと見たことのないちっちゃい子と遊びたかったんでしょうね」
「いや、あやつめはぜったいにわたしだとわかってやっていた」
「……やけにはっきり決めつけますね」
「あのさっきはじんじょうではなかったからな」
(さっき、って……殺気?)
「このようなすがたになったのをよいことに、いままでのうっぷんばらしをかねてわたしにがいをなさんとしているのだ。そうにちがいない」
「害を為さんって、そんな物騒なこと、あの子はちっとも考えてないと思いますよ?」
(……文若さんって、こんなに思いこみの激しいひとだったっけ?)
「はな。わらいごとではないぞ。……まったくもっていまいましい。おさなごというのはふべんでかなわん。いままでできたことができぬことがこれほどいらだつとはおもわなんだ」
「本当に小さい子はそういうこと考えませんよ。それに、元に戻る方法が見つかるまでお邸にいるしかないじゃないですか」
「このようななりのままではいつまでたってもしゅっしできぬ」
「あー……。孟徳さんは力を貸してくれそうですけど、態のいいオモチャにされちゃいそうですね」
(文若さんを指さして大笑いしている姿が想像できちゃうけど……)
「ただでさえもうみっかもでていないのだぞ。どれだけしょかんがやまづみにされ、しつむがとどこおっているのかとかんがえるとおそろしくてよるもねむれん」
「え? あの、文若さん、ちゃんと寝られていないんですか? 大丈夫ですか? お昼寝します?」
「ばかもの。おきたばかりでなにをいっているのだ」
「あ、そうですよね。――それじゃこれから朝ご飯を食べて、元に戻る方法を考えて、3時になったらおやつを食べて、それからお昼寝をしましょうね」
「そのようなよていをくむな。はらだたしい。すがたかたちがかわろうと、わたしはわたしだ」
「でも文若さんってば、こんな小さくて可愛いいんですもん。弟とか息子とか、そんな感じがしちゃいます」
「ちいさいだのかわいいだのいうのはよせ」
「はぁーい」
「へんじはみじかく! なんだそのだらしないへんじは」
「はいはい、わかりました。さあ、私たちもご飯を食べに行きましょうねぇ」
「わたしをようじあつかいするな!」