三国恋戦記二次創作/初来訪の方はaboutをご一読ください
No.115
2011/05/18 (Wed) 23:58:41
個人的箸休め。脳内整理中ともいいます。(言い訳はいいから……)
小さい都督再び……どころか4回目くらい?
ということで、中身は大人、外見は子どもな小さい都督、会話のみ。
苦手な方は回避願いますー。
ところで(本当に)今さらですが、史実で実在しているけどオリジナルキャラがいますよっていうことを、今の今まで表記も何もしませんでしたね……。だ、大丈夫でしたでしょうか。本当に今さらだ。
もしあれーな感じでしたらすみません。でした。
小さい都督再び……どころか4回目くらい?
ということで、中身は大人、外見は子どもな小さい都督、会話のみ。
苦手な方は回避願いますー。
ところで(本当に)今さらですが、史実で実在しているけどオリジナルキャラがいますよっていうことを、今の今まで表記も何もしませんでしたね……。だ、大丈夫でしたでしょうか。本当に今さらだ。
もしあれーな感じでしたらすみません。でした。
「はな、――はな」
「あ、起きたんですね。……どうしたんですか? 怖い夢でも見たんですか? 黙ってちゃわかりませんよ? 公瑾さん」
「……あなたがいなかった」
(公瑾さんてば、最近すぐ抱きついてくるけど、……なんか憎めないんだよね。小さいからかな、かわいいなぁ)
「ごめんなさい、買い物に行ってたんです。気持ちよさそうに寝てたから、起こすのは可哀想だなって」
「いえ、よいのです。……ゆめだったのですから」
「私が公瑾さんを置いてどこかに行っちゃうなんてないですよ。安心してください」
「はな……」
「…………うわあ…………」
「あ、すみません、伯言さん。えと、……こ、公瑾さん? そんなにしがみつかなくても」
「なにをしにきた」
「お使いですよ、お使い。そんなおっかない顔で睨まなくてもいいでしょう」
「お仕事の話だそうですよ? 今お茶の支度をお願いして」
「ひつようありません。……それで?」
「こちらですね、仲謀様、子敬殿、程公、子布殿から預かって参りました。早めにご返答をと」
「ごくろう。さがりなさい」
「えー、それはないでしょう? 皆ここに来るのを嫌がる中、籤引きでしょうがなく来ることになった人間をもっと労いましょうよーぅ」
(……理由が何なのかわからないけど……みんなそんなに来たくないんだ……)
「いやいやきたのならさっさとかえれ」
「公瑾さん、落ち着いてください。経緯は切ないですけど、伯言さんはせっかく来てくれたんですから、お茶くらい」
「みずとしおでよろしい。ちゃなどもったいない」
「塩って……。お酒じゃないんですから」
「茶より、酒のほうがありがたいですねー」
「ろんがいだな。――はな、もうしわけないですが、かかえてもらえますか」
「はい、いいですよ」
「あ、花殿。そうやって抱き癖をつけてしまうのはいけません。躾は幼い頃から厳しくしておかないと、大きくおなりのとき面倒この上ないことに」
「だまらっしゃいっ」
「公瑾さんはちゃんと元に戻ります! だから躾とかはいらないんです!」
「まったくです」
「ほらすぐ調子に乗る」
「たれかある! きゃくじんのおかえりだ。つまみだせ」
「えっ、ちょっと待ってくださいよ! 客なのにそんなひどい扱い――とーとーくーぅ……!」
「……あの、公瑾さん」
「ああ、すみません。おろしてくれてけっこうです。……せっきょうをとおもいましたが、きがそがれました」
(見下ろされてるのが嫌だったんだろうな……)
「伯言さんにはずいぶん厳しいですね」
「あれの、きわめてめいりょうなものいいはきらいではないのですが、……いかんせん、つねにひとことどころかふたこともみこともことばがおおい。ひじょうにふゆかいです」
「……公瑾さんもひとのこと言えないんじゃないですか? 小さくなっちゃってから、ひとの胸を触る回数が大幅に増えてますよね? この手はどうしたらいいと思います?」
「きのせいですから、つねるのはおよしなさい」
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※金魚草……清純なこころ。図々しい。図太い。
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